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第9回おおたかの森経済研究会を開催しました

公開日:2022年05月23日 カテゴリー:その他, 会頭の部屋 タグ:

                                               第9回 おおたかの森経済研究会 会議報告

 

開催日時   令和4年4月18日(月) 16時より17時

開催場所   流山商工会館 3階 大会議室 

 

内 容

(1)「持続可能な開発目標を支える山への恩返しプロジェクト」

          加賀木材株式会社 代表取締役社長 増江 世圭 氏

 

     ①加賀木材の会社概要・経営理念について

     ②山への恩返しプロジェクト

      石川県の木材を有効活用し、高い価値を創造することで、林業の六次産業化を成功させ、

        地域の環境保全と防災に貢献しながら、みんなで価値のある宝の山を造り、それを未来

        の子供たちに繋げるプロジェクト

     ③不燃もくざい「もえんげん」

      燃えない木としてテレビにて放映され、その木材を使用した導入事例(金沢駅・大型商

        業施設・リゾートマンション等)の紹介。

     ④能登ヒバの挑戦

       能登ヒバは丈夫で長持ちする木材であるが、他の樹種と比べ若干廃棄材が多く出るとい

         う短所がある。これまで捨てていた廃棄材を活用して、高い価値のある独自の商品(エ

         ッセンシャルウォーター・ウッドクッション・動物パズル等)を開発し、それをブラン

         ドにして世界のマーケットを目指していく。

     ⑤今後の展開

       石川県で林業の六次産業化を成功させることで、儲かる林業や石川県産材を活用した高

         付加価値商品づくりなど、独自性と将来性のある面白い仕事を求め、沢山の人達が各地

         から石川県に移住し、NOTOHIBAKARA VILLAGEが出来上がり、山へ

         の恩返しプロジェクトが地方創生のモデルとなる。

   

(2)「食品残渣循環ソリューション」

        株式会社サスビオ 代表取締役 小林 哲也 氏

   

  ①自身の経歴(三菱ケミカル社員)及び業務内容

  ②それぞれの分野で培った強みを活かしつつ社会課題の解決を推進

   NTTビジネスソリューションズで食品残渣リサイクルソリューションズを提供し、電通

         で情報発信やDXの提供、三菱ケミカルで生分解性樹脂開発をすることで、社会課題に取

         り組んでいく。

  ③生分解性紙コップ(三菱ケミカル)

   通常の紙コップはプラスチックがコーティングされており分解されないが、三菱ケミカル

         の生分解性樹脂コーティングの紙コップは、堆肥化・生分解可能。アメリカスターバック

         スでも実証評価済で、国内では、ガンバ大阪での年間を通した紙コップ循環の取組を行っ

         ている。

  ④食品残渣循環の取組みや食品廃棄物の現状について

   地域住人も含めた教育機関、ショッピングモールをハブに食品残渣循環を体現、その体験

         から教育・啓蒙に繋げる取組み及び、可食部の食品廃棄量(事業系が324万トン・家庭系

         が276万トン)と、フードロスリサイクルの仕組みについて。

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