渋沢栄一と商工会議所 パネル展の開催あいさつ
流山商工会議所は、昭和36年設立の旧流山商工会を経て、平成22年に創立され昨年節目となる10周年を迎え、今年から新たな10年に向けた一歩を踏みだしました。折しも、東京商工会議所の生みの親でもあり、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一を主人公にしたNHK大河ドラマ「晴天を衝け」が、今年2月からスタートしました。これを機に、渋沢栄一の功績をとおして商工会議所の役割を広く皆様に知っていただき、流山商工会議所の活動をより一層活発にしていくため、今回パネル展を企画いたしました。
コロナ禍のおり、経済活動にもいまだ大きな影響が及ぼされていますが、当会議所の各種事業をご利用いただき、市内全域企業のお役に立ちたいと考えております。当所にご入会のうえ各種制度をご利用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
コロナ禍は私共の価値観やニーズを一変させました。しかし、今後も社会経済状況は目まぐるしく変化を続けると思われます。重要なのは、常に時代の変化に敏感かつ柔軟であるということでしょう。日本全企業数の99.7%は中小企業です。コロナ禍や環境の変化により、私共中小企業の経営に厳しく変革を迫っております。この意味で中小企業の集まりである商工会議所は新たな時代に入ることとなりました。
・パーパス(存在主義) ・ミッション(使命感) ・ストーリー(物語)を持って前に進む必要があります。
余談ですが、全国515ヶ所の商工会議所の中で女性会頭は3人です。折角皆様にお選びいただいている数少ない女性会頭に就任致しましたからには強い決意と意志を持って、流山商工会議所の発展の為、尽力を尽くして参りますので流山市民の皆様方の商工会議所へのご理解とご支援をお願い申し上げます。(流山商工会議所ホームページ会頭の部屋をご覧ください。)